コミュニティトレード（フェアトレード）のコーヒーをご注文を受けてから丁寧に焙煎してお届けしますハイチ レコカルノ フレンチロースト（200g）

コミュニティトレード（フェアトレード）のコーヒーをご注文を受けてから丁寧に焙煎してお届けしますハイチ　レコカルノ　フレンチロースト（200g）
ハイチコーヒーは一般的には（と言えるほど日本に輸入されていませんが）深煎りにします。なので、当店でも定番のフレンチローストをご用意しました。味は、一言で行ってしまうと“甘い”です。生豆自身に甘み成分が豊富に含まれており、じっくりと深煎りにしてやるとその甘みが強調されるのです。甘さが秀でているため、深煎りにしたときに出てくるコゲの苦みはあまり感じられません。香りも、どことなく甘〜い感じの香りがします。その割に後味がさっぱりしているので、飽きがくることもありません。■内容量200g■保存方法密封容器に入れたうえ冷暗所で保存して下さい。■賞味期限豆：焙煎日より2ヶ月粉：焙煎日より1ヶ月■原産国日本（生豆生産国：ハイチ共和国）■生豆仕入先（株）オルター・トレード・ジャパン■原材料コーヒー生豆■備考焙煎したコーヒーは非常に酸化しやすいので、未開封でも長持ちは致しません。出来る限りお早めにお召し上がり下さい。ハイチ北東部標高：600〜900m近隣の都市はカパイシエン（ハイチで2番目の都市）で、RECOCARNOの事務所もここにあります。カパイシエン市（参照：オルター・トレード・ジャパンのウェブサイト他）中米、大アンティル諸島内、イスパニョーラ島の西側3分の1が領土で、島の東側はドミニカ共和国です。カリブ海のウィンドワード海峡を隔ててキューバと、ジャマイカ海峡を隔ててジャマイカと接しています。カパイシエンから望む、シタデル・ラ・フェリエール城塞1804年に独立宣言した、世界初の黒人政権の国ですが、独立と引き換えにフランスに対しての莫大な賠償金を抱え、また、独立までの間の長い内戦や紛争で産業も壊滅しており、独立国としてのスタートは多難に満ちていました。カパイシエンの現状そんな事情も背景にあってのことか、せっかく手に入れた共和制も相次ぐ独裁者の出現によりまるで無意味なものとなり、また、大国からの干渉も多く、今日に至るまで、ハイチ共和国の政情が安定していた時期はごく僅かです。現在も国家としては殆ど破綻状態にあるこの国のコーヒーを日本に直輸入することの意味はとても大きいと考えています。 面積：27,750平方キロメートル（四国と九州の中間程度の面積） 人口： 915万人（2005年、ECLAC） 首都： ポルトプランス 民族： アフリカ系（90%）、混血（ムラート）（10%） 言語： フランス語、クレオール語（フランス語と西アフリカの言語が混ざったような言語） 宗教： カトリック、ブードゥー、プロテスタント GNI： 3,900百万米ドル（2005年：世銀） 一人当たりGNI： 450米ドル（2005年：世銀） GDP成長率： 2.0%（2005年：世銀） インフレ率： 15.5%（2005年：世銀）（参照：外務省のウェブサイト他）RECOCARNO（レコカルノ）RECOCARNOのメンバー8単協、約4,500人の組合員により構成される生産者協同組合です。一部の地域では有機栽培プログラムも進められており、生産に関する取り組みの他、女性委員会の設置、識字率の向上を目指したプログラムも行っています。(2001年現在）RECOCARNOとは、イギリスのフェアトレード団体TWIN（Third World Information Network）の紹介で日本のATJ（オルター・トレード・ジャパン）との関係が始まり、コーヒーの直輸入が始まりました。政情不安の中、着実に取扱量は増加しているそうです。RECOCARNO連合の事務所は、カパイシエン市内にあります。おそらく、インフラ整備の問題などで、取引の際必要となる最低限の通信インフラを確保すためもあって都市部に事務所を置いたのだと思いますが、実際にそれら必要なインフラがちゃんと機能しているような国情ではないようです。TWINのスタッフからRECOCARNOのコーヒーで作った製品を手渡される生産者たちハイチは政情が不安定であることも原因の一つですが、世界最貧国の一つで（世界で2番目の貧困国とも）、実情は貧困を通り越して国家としてやってゆけるのかどうかの瀬戸際にあるともいえます。現地に行ったことのある人の話では、『都市ほど荒廃しており、農村に行けば食べ物があるだけ未だまし』なのだそうです。（参照：オルター・トレード・ジャパンのウェブサイト）
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2008/08/31 (Sun) フェアトレード商品 Trackback() Comment(0)